
貧血・出血しやすい(爪が白い・ふらつく)
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WEB予約「立ちくらみやめまいが頻繁にある」「肌に青あざができやすい」「歯ぐきや鼻からよく出血する」などの症状がある方は、身体の中で何らかの異常が起きている可能性があります。
貧血や出血傾向は一見軽い症状に思えるかもしれませんが、血液や内臓の疾患が背景にあることも多く、早期の診断が重要です。当院では、内科および消化器内科の視点から原因を見極め、必要に応じて検査や治療を行っています。
貧血は血液中のヘモグロビンが少ない状態を指します。酸素を全身に運ぶ役割が低下するため、以下の症状がみられます。
疲れやすい・だるい
息切れしやすい
めまい・立ちくらみ
顔色が悪い
動悸がする
慢性的に続いている場合、貧血に慣れて自覚しにくくなることもあります。
出血しやすい状態とは、「軽い刺激であざができる」「歯みがきやくしゃみで出血する」「鼻血が頻繁に出る」「止血に時間がかかる」などを指します。血小板や凝固因子の異常、血管の脆弱性などが原因の場合があります。
もっとも多い貧血の原因で、月経過多や消化管からの慢性出血、食生活による鉄分不足が背景となります。
胃・十二指腸潰瘍、大腸ポリープ、大腸がん、潰瘍性大腸炎、クローン病、痔核などが原因となります。内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)で早期に発見可能です。
血液を固めるために重要な栄養素であるビタミンKが不足すると出血傾向が現れます。脂肪吸収障害や抗生物質の長期使用、食事内容が原因となることがあります。
血小板が減少すると出血しやすくなります。特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、白血病、骨髄異形成症候群、肝機能障害などが背景にあります。
先天性の血友病や後天性の肝疾患によって血液が固まりにくくなると、出血が長引きます。歯科処置やけがの際に問題になることもあります。
血液検査(赤血球数、ヘモグロビン、血小板、凝固因子、鉄・フェリチン、ビタミンB12・葉酸 など)
便潜血検査
腹部エコー
胃カメラ・大腸カメラ(必要に応じて提携医療機関で実施)
「たかが貧血」「出血しやすいだけ」と思っているうちに、深刻な病気が進行していることもあります。当院では丁寧な診察と必要な検査により、症状の背景にある原因を見極め、適切な対応を行っています。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。
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