2026年5月14日
「お腹の症状があるけど、内視鏡とCTどちらを受ければいいのか分からない」
このようなご相談はとても多くあります。
それぞれの検査には特徴があり、
👉 症状によって適した検査は異なります。
実際の診療でも、症状や経過をもとに、どの検査が必要かを判断しています。
この記事では、内視鏡とCTの違いと、症状ごとの選び方について解説します。
■ 内視鏡とCTの違い
◎ 内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)
特徴:
・食道・胃・大腸の粘膜を直接観察
・小さな病変も発見可能
・必要に応じて組織検査ができる
👉 消化管のがんや炎症の早期発見に優れています
◎ CT検査
特徴:
・お腹全体・胸部を広く評価
・臓器の形や腫瘍の有無を確認
・内視鏡では見えない部分の診断が可能
👉 膵臓・胆のう・腹水などの評価に有効です
■ 症状別の選び方(重要)
◎ 吐き気・胸やけ・食欲低下
👉 内視鏡(胃カメラ)がおすすめ
・胃炎
・胃潰瘍
・胃がん
→吐き気・嘔吐(食べた後に気持ちが悪くなる)
◎ 貧血・血便
👉 内視鏡(大腸カメラ・胃カメラ)がおすすめ
・消化管出血
・大腸がん
→貧血・出血しやすい(爪が白い・ふらつく)
貧血は放置していい? 大腸がん・胃がんの可能性と受診の目安
◎ お腹の張り・しこり・硬さ
👉 CT検査がおすすめ
・腫瘍
・腹水
・腸の異常
→お腹が硬い原因は? 腫瘍・便秘・腹水の可能性と受診の目安
お腹のしこりは危険? 脂肪腫・ヘルニア・がんの可能性と受診の目安
お腹が張る原因は? ガス・便秘から大腸がんまで解説
◎ 原因がはっきりしない場合
👉 CT+内視鏡の組み合わせ
実際の診療でも、 両方を組み合わせて診断するケースは少なくありません
■ よくある誤解
❌ CTだけで十分?
→ 腸管内の病変は評価ができない
❌ 内視鏡だけで十分?
→ 腸管の外側や膵臓・胆のうなどは評価できない
👉 それぞれに役割があります
■ 検査の選び方の考え方
👉 一番重要なのは
「症状に合わせて選ぶこと」
実際の診療では👇
・症状
・経過
・年齢
を総合的に判断し、検査を選択します。
■ 当院での対応
当院では
・胃カメラ・大腸カメラ
・CT検査
の両方に対応しています。
👉 一つの施設で評価が完結できるため、スムーズな診断が可能です
日々の診療の中で、症状に応じた最適な検査を提案しています。
■ 補足:その他の検査について
なお、症状によっては
👉 超音波検査(エコー)や造影CTなどが有効な場合もあります。
👉 必要に応じて適切な検査や医療機関をご案内いたします。
■ まとめ
内視鏡とCTはどちらも重要な検査ですが、
👉 役割が異なるため、症状に応じた選択が必要です。
迷った場合は👇
👉 自己判断せず、一度ご相談いただくことが大切です。
■ 内部リンク
胃カメラについて詳しくはこちら
大腸カメラについて詳しくはこちら
CT検査について詳しくはこちら
